ツルハホールディングスの執行役員兼子会社社長が酒気帯び運転を理由に解任。企業トップの資質・適格性の判断要素と広報での説明の工夫について。吉野家HDやオリンパスの例を踏まえながら。

ツルハホールディングスの執行役員兼子会社社長が酒気帯び運転を理由に解任。企業トップの資質・適格性の判断要素と広報での説明の工夫について。吉野家HDやオリンパスの例を踏まえながら。

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レプリコンワクチンの安全性・倫理性に懸念を表明した日本看護倫理学会に対し、Meiji Seika ファルマが反論を公表するなど多様な情報発信。危機管理広報の観点から分析する。

明治グループのMeiji Seika ファルマは「日本看護倫理学会の声明文に対する当社の見解」と題する反論文を自社サイトに掲載。情報発信のサイトを開設し、公式アカウントも開設。危機管理広報の観点。

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タリーズコーヒージャパンが運営するオンラインストアへの不正アクセスによってクレジットカード情報52,958件が漏えいした可能性。情報を発信するタイミングや内容についての考え方。

タリーズコーヒージャパンが運営するオンラインストアへの不正アクセスによってクレジットカード情報52,958件が漏えいした可能性。情報を発信するタイミングや内容についての考え方。
速報のタイミングと詳細で触れるべき内容。

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フラタール製剤を用いる内視鏡洗浄消毒器の販売に関して、抱き合わせ販売を理由に、ASP Japan に対し公正取引委員会が措置命令。ASP Japan は同日、措置命令に対する自社の見解を公表。広報戦略のあり方について。

フラタール製剤を用いる内視鏡洗浄消毒器の販売に関して、抱き合わせ販売を理由に、ASP Japan に対し公正取引委員会が措置命令。ASP Japan は同日、措置命令に対する自社の見解を公表。広報戦略のあり方について。バーコードリーダーの機能について広報するのであれば、後発のフラタール製剤を新型内視鏡洗浄消毒器に用いるとどんな障害や問題が発生するのか、その障害や問題を回避するためにディスオーパ以外の後発のフラタール製剤を排除する機能が不可欠であることを説明しないと、説得力に欠ける

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広島原爆の日に、大学・学校法人における危機管理広報の始まりである「折り鶴放火事件」での広報対応を振り返る

平和記念公園(祈念じゃないのですね)には、毎年、平和を願う折り鶴が捧げられますが、2003年8月1日、旅行中だった関西学院大学(以下、関学)の4年生の学生によってこの折り鶴約14万羽が放火される事件が起きました(折り鶴放火事件)。関学は、学生が器物損壊罪を理由に逮捕された8月1日当日夜に記者会見を開催し、副学長は「怒りや悲しみを新たにする時期に、言語道断というしかない。心からおわびします」と謝罪しました。記者会見には、学部長、学生が所属しているゼミの指導教授も出席しています。

また、関学は、翌8月2日には、学長と副学長が広島市を訪問し、謝罪しました。

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スノーピークの山谷産業に対する不正競争行為差止等請求を棄却する一審判決。両社の一連の広報対応から「訴訟における広報戦略」を考える。

スノーピークの山谷産業に対する不正競争行為差止等請求事件で請求棄却する一審判決。両社の一連の広報対応から「訴訟における広報戦略」を考える。
2024年7月5日、スノーピークが、山谷産業が製造販売するアウトドア用ペグ「エリッゼステーク」が、スノーピークが製造販売する「ソリッドステーク」の形態と同一又は酷似するとして、不正競争防止法違反を理由に差止め等を請求していた訴訟で、東京地裁はスノーピークの請求を棄却する判決を言い渡しました(一審判決)。

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小林製薬が紅麹関連製品による「死亡との関連性を調査している対象事例数」76例の公表遅れ。厚労省からの問い合わせによって判明。危機管理広報の意識の欠如とあるべき姿。

小林製薬が紅麹関連製品による「死亡との関連性を調査している対象事例数」76例の公表遅れ。厚労省からの問い合わせによって判明。

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ダイドーリミテッドの株主総会で株主提案が一部可決され、会社提案の取締役が5人、株主提案の取締役が3人の体制に。株主(ファンド)の広報手法が変わってきたことを意識して、会社も広報すべき時代。

ダイドーリミテッドの株主総会で株主提案が一部可決され、会社提案の取締役が5人、株主提案の取締役が3人の体制に。ダイドーリミテッドの株式を約32%買い集めたストラテジックキャピタルが、2024年4月17日に株主提案をし、同時に、「ダイドーリミテッドへの株主提案について」と題する特設サイトを開設。

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自動車メーカー5社が、型式指定申請における不正行為を国交省に報告。自動車メーカー5社のリリースを比較することでわかる危機管理広報での表現の重要性。

2024年6月3日、国交省は、トヨタ、マツダ、ヤマハ発動機、本田技研工業、スズキの自動車メーカー5社から型式指定申請における不正行為をしていたとの報告があったことを明らかに。5社のリリースを比較して、同じ「型式指定申請における不正行為」という事象でも、表現の仕方や内容によって伝わり方が異なるという、危機管理広報での表現の重要性を解説。

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TOYO TIRE (旧東洋ゴム工業)株主代表訴訟の判決文を読み解く。不正・不祥事が発生した後の危機管理(クライシスマネジメント)や危機管理広報の際に、取締役はどのタイミングで、どのような経営判断をすべきか、に大きな影響を与える内容。

TOYO TIRE (旧東洋ゴム)株主代表訴訟の判決文を読み解く。不正・不祥事が発生した後の危機管理(クライシスマネジメント)や危機管理広報の際に、取締役はどのタイミングで、どのような経営判断をすべきか。

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