従業員が金銭を不正に着服してしまうのはなぜなのか。役員にも責任があるのか。
従業員が金銭を不正に着服する原因・パターンは整理できる。人員配置での配慮がないと、不正が発生したときには取締役には内部統制整備義務違反の責任が発生する。
従業員が金銭を不正に着服する原因・パターンは整理できる。人員配置での配慮がないと、不正が発生したときには取締役には内部統制整備義務違反の責任が発生する。
こんにちは。弁護士の浅見隆行です。 4月12日、花粉症への効果をほのめかした健康茶がステロイドを含有していることが国民生活センターから発表されました。 花粉症への効果をほのめかした健康茶にステロイドが…
コンプライアンスの本来的な意味は期待、要望に応えることです。これに違反するパターンは、①違反であることを認識している、②悪い結果は生じないから許されるだろうと思った、③不注意、コンプライアンスが脳裏をよぎりもしなかった、本人の倫理観が低い、売上・利益をコンプライアンスよりも重視した、対策を講じていなかった、④法律・手続の間違い、⑤感覚が時代遅れなどがあります。