Mrs. GREEN APPLE の「コロンブス」のミュージックビデオが炎上して公開停止。広告の演出には歴史的背景についての教養も必要不可欠。

Mrs. GREEN APPLE の「コロンブス」のミュージックビデオが炎上。コロンブス、ナポレオン、ベートーヴェンをイメージさせる姿をした3人が、猿の格好をした先住民族をイメージさせる者たちに、人力車を牽かせたり、音楽などの文明を教えていく演出。炎上した原因として考えられるのは、歴史的教養の欠如と「馬鹿にしている要素がある」です。

続きを読む →

千代田化工建設、米国子会社とJVを組成する米国企業がチャプター11を申立てた影響を受け、決算発表を延期し、定時株主総会は継続会開催へ。有価証券報告書に記載すべき「重要な契約」の「概要」について。

2019年から、千代田化工建設の100%米国子会社が米国Zachry社らと3社でJVを組成し、米国テキサス州にてGolden Pass LNGプロジェクトを共同遂行していたものの、米国千代田化工建設、米国子会社とJVを組成する米国企業がチャプター11を申立てた影響を受け、決算発表を延期し、定時株主総会は継続会開催へ。Zachry社が2024年5月21日にチャプター11を申立て法的再建手続に入ったことが影響。
有価証券報告書に記載すべき「重要な契約」の「概要」について。

続きを読む →

積水ハウスが完成間近のマンションを解体。景観など周辺環境に配慮した経営判断と企業の社会的責任。国立市マンション訴訟との違いはどこに。

積水ハウスが東京都国立市に建築していた10階建てのマンションを完成直前に解体することを2024年6月3日に決断し、6月4日に国立市に事業の廃止を届け出た。積水ハウスは「景観など周辺環境への影響」を考慮した、すなわち、「企業の社会的責任(CSR)」を意識して事業の中止を判断した。明和地所マンション訴訟との比較。

続きを読む →

2024年6月6日付け産経新聞(産経WEST)「紅麹被害、事件化に壁 小林製薬に「具体的な危険認識」はあったか」にコメントが掲載されました

産経新聞(産経WEST)「紅麹被害、事件化に壁 小林製薬に「具体的な危険認識」はあったか」に、コメントが掲載されました。

紅麹問題について小林製薬の役員(取締役)の責任について刑事責任化は難しいのということと、法的責任を追及する訴訟の可能性、法的責任の有無にかかわらず危機管理の観点から公表・回収すべきだったことについて解説しました。

続きを読む →

印刷会社スーパープリントが生産システムやサーバを韓国支社に乗っ取られ事業継続が困難に。ファッション通販サイトの夢展望の子会社はドメインを乗っ取られ公式サイトが表示されず。必要な情報リスク管理体制の整備。

印刷会社スーパープリントが生産システムやサーバを韓国支社に乗っ取られ事業継続が困難に。ファッション通販サイトの夢展望の子会社はドメインを乗っ取られ公式サイトが表示されず。必要な情報リスク管理体制(セキュリティガバナンス)の整備。

続きを読む →

自動車メーカー5社が、型式指定申請における不正行為を国交省に報告。自動車メーカー5社のリリースを比較することでわかる危機管理広報での表現の重要性。

2024年6月3日、国交省は、トヨタ、マツダ、ヤマハ発動機、本田技研工業、スズキの自動車メーカー5社から型式指定申請における不正行為をしていたとの報告があったことを明らかに。5社のリリースを比較して、同じ「型式指定申請における不正行為」という事象でも、表現の仕方や内容によって伝わり方が異なるという、危機管理広報での表現の重要性を解説。

続きを読む →

生活協同組合コープさっぽろが「リベート」などの名目で下請事業者に支払う委託料を「減額」する下請法違反行為をしたことで、公正取引委員会から2度目の勧告。再発防止体制が十分に整備されていなかったケース。

生活協同組合コープさっぽろが「リベート」などの名目で下請事業者に支払う委託料を「減額」する下請法違反行為をしたことで、公正取引委員会から2度目の勧告。再発防止体制が十分に整備されていなかった。日本システム技術事件判決。

続きを読む →

error: 右クリックは利用できません